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2013/5/23に乳がん告知。今はホルモン療法中です。がん検診行きましょうね。


by バンビ

岡崎京子展 プレトーク

世田谷文学館で、来年2015年1月24日(土)~3月31日(火)、「岡崎京子展」が行われます。
それに先駆けて、プレトークが行われました。
岡崎京子展 プレトーク_d0333449_1152762.jpg

トークするのは、桜沢エリカ、安野モヨコ、しまおまほの3人。

桜沢エリカは「エリカちゃん」「京子ちゃん」と言いあう間柄で、忙しかった時期も毎日電話したり、遊びに行ったりしていた仲良し。

安野モヨコは、デビュー前当時16歳だった頃、24歳位の岡崎京子に出会い、遊びに連れて行ってもらったり、アシスタントをしたりしていた後輩。

しまおまほは、スチャダラパーのライブに行ったら、オザケンがシークレットゲストで、頭がパァァァッと興奮したままライブが終わったら、憧れの岡崎京子が会場にいるのに気付いて、さらにパァァァッとなりながら握手してもらった、という想い出を持つファン。

と、三人三様の視点からの「岡崎京子」が語られて、とても面白かったです。

岡崎京子展 プレトーク_d0333449_1152749.jpg

このトークショーは、10月中に申し込んでいて、抽選だったのですが、定員150人のところ、1200人の応募があったそう。桜沢エリカも安野モヨコも好きな漫画家なので、本当にラッキーでした。

ちなみに桜沢エリカは可愛らしい刺繍ニットで、つやつやロングヘアで、ハキハキと話をするお姉さん。

安野モヨコは重めのボブヘアで、ゆっくりと落ち着いて話す、大人の女性という感じで素敵でした。

しまおまほは、可愛らしい、本当に岡崎京子の漫画に出てきそうなオリーブ少女でした。話の聞き方、広げ方が上手で、ファンという立場で私たちに1番近かったので、たくさん共感出来ました。

途中、司会者が事故の話をふってしまい、エリカさんが言葉に詰まって涙ぐまれて…すぐに謝って話題を変え、もう触れなかったのですが、私も少し涙ぐんでしまいました。

80年代〜90年代、一番ピカピカしていた時代に、とびきりお洒落で、突き放されるような、ほっとするような、絶望的なような、それでも時は過ぎていく、そんな作品を描いていた岡崎京子。
もう、私の中で「pink」はバイブルですから。

ああ、それに80〜90年代のキーワードが出てくるたびに、震えましたー。月カド(月刊カドカワ)とか、ツバキハウスのロンドンナイトとか、キューティとか。

この日のトークの内容は、岡崎京子展のパンフに使われるらしいです。このパンフ、宮沢章夫なんかも執筆するみたいなので、楽しみです。

どの作品が1番好きですか?という問いに、3人とも1番は決めかねつつも、皆「カートゥーン」を挙げていたので、後日Kindleで買いました。pinkやリバーズ・エッジとも違う、微笑ましい、でも毒のある可愛い作品でした。



pink
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posted with amazlet at 14.11.06
岡崎 京子
マガジンハウス






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岡崎 京子
講談社 (2012-06-06)


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by banbi_fight | 2014-11-01 19:00 | お出かけ