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2013/5/23に乳がん告知。今はホルモン療法中です。がん検診行きましょうね。


by バンビ

ハーセプチン

かなり初期に、針生検で調べていたHER2遺伝子のタイプ、ようやく結果がでて、2+の陽性でした。

1+なら効かないのでやらない。3+なら推奨。
2+はハーセプチンが効くかどうか、微妙なラインらしい。
1寄りなのか、2寄りなのかをさらに細かく調べるFISH法で調べたところ、2.07。
かなーりー微妙ーーー!
2.2なら推奨しても…という辺りらしい。
この値は先生によっても判断の分かれるところでもあり、2+ならもう効かないから無しね、とする先生もいる。
お値段もしますしね。

ハーセプチンというのは、がん細胞が栄養を取り込む「腕」のようなものに手錠をかける薬です。
1+は、その腕があまりないタイプ。
2+は、まあまああるタイプ。
3+は、その腕がたくさんあるタイプ(だからハーセプチンが有効)

でも、私の場合、しこりが短期間で大きくなったり、活動的だったので、主治医の先生としては、やって効いたらいいな…という感じらしい。
HER2遺伝子が陰性の人には効かないので、出来るならやらない手は無い薬。
通常の抗がん剤が正常な細胞にもアタックするのに対し、その部分のみにアタックするので、吐き気や脱毛などの、いわゆる副作用は無し。素晴らしい!
最初だけ、もしかしたら高熱が出るかも?という程度。

次のドセタキセルと4回併用する事で、効果も上がる。そして、手術後に14回。
なので、病巣を取り除いてからやるので、今みたいに「しこりが小さくなった!」と目に見えて実感する事は無いだろうとの事。

あくまでも、再発防止という感覚ですね。
おそらく、治療が終わってからも何年か毎に経過観察をするし…。

次回から、ハーセプチンがプラス。
術後、しばらく休んで、ぼちぼち働き出して、髪も生えて来るだろうし、
通常に戻れるのは一年後かな?

長い人生のうちの一年…と割り切って、のんびりさせてもらいます。
by banbi_fight | 2013-08-23 18:42 | ドセタキセル&ハーセプチン治療